第二世代のGT-Rでよくありがちな4WDランプの点灯です。
またネットで検索をすると原因としてGセンサー不良、スロポジセンサー不良、アース不良、アテーサユニット不良、トランスファー不良等様々な原因が出てきますが、
トランクにあるCPUの診断機能のパイロットランプ点滅回数で原因を絞る事ができます。
しかし、私のGT- Rは常時4WDランプが点灯しているわけでは無く、
ある条件が揃うと点灯します。
また距離・年式からどれも不安要素があります。
まとまったお金があればまとめて全ていっぺんにおこないたいのですが、
少しずつお金を貯めながら少しづつ修理を進めたいと思います。
そしてショップに相談に持ち込むと症状が出ず困ったさんのGT-Rです。
仕方が無いので思い当たる節を潰していきます。
4WD点灯条件
①・水温・油温が温まりかつ外気温も高く通常より車体が高温の場合
②・①の条件でスピードを上げる※高速道路などで100km位出した時点
③・①の条件に加えて曲がりながらスピードを上げる
④・②の条件で点灯しないと思いきやその後、渋滞などで停止
以上の条件で点灯します。
また一度点灯したらエンジン停止(OFF)でエンジンが冷めるまで、
何度、再スタートしても点灯します。
この事より温度が関係する事かと思いアキュムレーター交換をいたしました。
ちなみにアース線は増やしてみましたが改善されず、
Gセンサーも交換しましたが改善されずです。
(その他の交換記録は後日投稿したいと思います)
ショップいわく
『いくつかの不良が出ているのでは』とのことでした。
まずはアキュムレーターの場所ですが右リアにあります。
カバーがついてますのでボルト3本くらい外せばすぐにわかる位置になります。
BNR34も同じ位置でBNR32はデフ上のようで交換が大変みたいです。
12mmだったかな?ボルトとナットを外してずらしましたが、
トランクのテンパータイヤ収納部分が当たりアキュムレーターが抜けません。
先にパイプレンチなどで緩めてからずらして外します。
またアキュムレーターはネジロック剤ついてるので中々回りません。
私はパイプレンチに延長でジャッキの棒を差して回しましたが、
ある程度長いパイプレンチがあると便利かもしれません。
あと車体をできる限り上げておくと良いです。
そしてこれが噂の洗礼です。
かなりの高圧力の為オイルが噴き出るとネットにありましたが、
私も頭からオイルをかぶりましたw
作業の際はドレンを緩めるなど圧力を抜いておいた方がいいでしょう。
無事に摘出完了。
私のBCNR33はH7年式の前期ですがネットの同年代のものより綺麗な気がしますので、
もしかしたら前のオーナーさんが変えていたかもしれません。
外したネジ山にネジロック剤が残っていますのできれいに拭き取ります。
中にゴミが入ると大変なので気をつけながら掃除しました。
新しいアキュムレーターにネジロック剤を塗って取り付け。
日産純正を推奨となりますが、私は3MのネジロックTL43J(中強度)を使用しました。
あまり強度が高い物だと壊さないと外せなくなる様なので純正が間違いないのかもしれません。
そして私はトランク右側にあるオイルタンクの汚れも気になったので一度タンク内のオイルを抜きました。
こんなに汚れていてはオイルとしての役割は果たせて無いかと。。。
タンクに新油を入れてトランスファーにあるドレンからエア抜きを始めます。
ステアリングコラム裏に2ピンカプラーがあるので抜き差ししてアテーサポンプを動かし、
油圧をかけていきます。
この時にドレンから旧油が出てきますがタンク内を空にしてしまうとエアー噛んでしまうので、
タンクに補充をしながら何度かおこなうとエアーと共に新油が出てきます。
トランスファーが終わり次第、トランク下のユニットドレンで同じ事を繰り返しエアー抜きと補充の完了です。
オイル量は1L缶を1本で足りました。
作業を終えてから暖気をしてみましたがとりあえずは点灯してません。
ネジロック剤の注意書きに念の為24時間位乾かして下さいみたいに書かれていたので、
点検走行は後日行いました。
結果。。。
4WDランプ点灯せずトルクメーターの針もしっかり動いてます!
この問題はこれにて終了!!
と思いきや前回よりマシですが車体温度が上がった際に点灯する場合がありました。
前回より点灯する可能性が低いので、
アキュムレーター&オイル交換も点灯原因の1つだったと思います。
次回はアースの見直し(2回目)かトランスファーOHを検討したいと思います。