クルマのイメージを大きく変える外装パーツ。
軽量化目的やドレスアップパーツとしてカーボンパーツは非常に人気があり、
多くの方が愛用されているかと思います。

「クルマのイメージにも関わる為、綺麗な状態で使用したい!」
「安く買えたから綺麗にしてから使いたい!」
新品でも中古でもFRPに比べると比較的高額なパーツのため、
これから購入予定の方も、中古で購入された方も是非、参考にして頂ければと思います。
※これは私の補修方法になります。正しいかは分かりませんのであくまで参考程度に、
自己責任で作業をしてください。また今回の作業は途中までになります。


 まずはこちらが長年愛用のカーボンボンネットです。(令和5年現在)
以下、使用条件になります。
・使用期間は6年位で中古で購入になります。
・車両の保管は青空駐車でカバーをする様になったのは2年前くらいです。
・ウェットカーボンのメーカー物

 ここまでになる前に行った事(令和2年時)
・耐水ペーパー1000番からスタートして3000番まで磨く➡️綺麗にならない
・ウレタンクリアで塗装➡️綺麗になる部分とならない部分あり
・コンパウンドで磨く➡️ツヤはでたが白ボケは直らない

 最初は我慢してましたがやっぱりクルマを綺麗にして乗りたい気持ちがおさまりませんw

 塗装屋さん曰く
・新品時もしくは樹脂部分が白くなる前にクリア塗装をしておけばこの様にならない。
 紫外線により樹脂部分に細かいヒビが入ることで白ボケとなる。
 ここまでの白ボケはカーボンシート近くまでヒビが深く入っている可能性が高く、
 ペーパーやコンパウンドは樹脂を全て剥がしてしまいカーボンシートに傷をつけてしまう恐れが
 ある。素人さんの修復は余りおすすめしない。

 要するにカーボンパーツは樹脂剥き出しのため最初にクリア塗装が必須でした。
またこの様な状態になると塗装屋さんも修復は気が進まない様です。
※今後の保ちと費用を考慮して費用対効果が良くないと言ってもらえて良かったです。
高額な費用を出して数年後に「やっぱり新品買えば。。。」となる前で良かったです

 私が考えた綺麗にする方法
(板金屋さんに相談したらこのボンネットは長期使用は困難と返答をもらいました)
・新しいボンネットを購入
・このボンネットを綺麗にするなら樹脂剥がして再度整形※新品買えるかも位の費用で素人は困難
・ボディ同色に塗装※磨いてから足付け、サフェ、カラー、クリアと手間を掛けて塗っても5〜6
 年でひび割れとか出るかも。下地が悪いと長期は塗装が保たないのでまた塗装の必要あり
・ラッピングする※フィルムの種類により数年毎に張り替えが必要。塗装よりは手間も余り費用も
 かからない(ボディ同色フィルムはないので近しいカラーかカーボン調などを使用するがボディ
 合うのか。。。)
・ダメもとで樹脂を塗ってから磨いてみる。※ウェットカーボン製品だからできますが、ドライカーボンではできません
上記の案が私の中に上がりました。


費用面でできる限り安く仕上げたいのと自分の経験含めてVerUPをしたい為、
ダメもと樹脂〜➡️ボディ同色塗装➡️ラッピング➡️ボンネット購入の順番でできる事を始めました。
※樹脂は以前使った余りがあったので試すにはちょうど良かったです。
 塗料もボディカラースプレーの使ってないのがあったのでw
 新たに樹脂やらペーパー、塗料、マスキングテープなどの道具類を揃えるなら
 最初からラッピングが安上がりかもしれませんw

 こちらが前回の余りの樹脂でこれらを使用していきます。
樹脂にも種類がある様ですが作業中に種類を知り、今回の作業に合ったものかは不明ですw
 樹脂に対して3%の割合で硬化剤を入れました。(説明書には2〜5%と記載)
気温や湿度によって硬化剤の割合を変えて効果時間を予想するみたいですが、
素人の私にはわからず予想がつかず。。。
 硬化剤の分量を入れ過ぎると非常に高温になり煙が出ます※プラスチックだと溶けますので分量は要注意です。必ず分量は守ってください。
そして樹脂の塗り方ですがローラーかハケかパテヘラか悩みましたが、
ローラーで塗る事にしました。
 樹脂を塗る前にシリコンオフで脱脂をしてから塗り始めます。
2月の昼間で2時間位で手で触っても指紋が付かない位の硬さでした。
完全硬化まで約24時間目安と書いてあったので磨きは次の休みですねw

 樹脂を塗った感じです。意外と綺麗に見えますw
ただしこれは乾いてないので乾いてからどの様になるか楽しみです。
細かいゴミはローラーの「毛」
細かいゴミはローラーの「毛」

 ここで失敗談は「樹脂は粘土があること」を忘れてました
・台から落として下の土が乾いてない樹脂部分に。。。
・ローラーの毛が張り付いてしまう。。。

 作業は安定した場所にしっかりと置いてから抑えながら進めてください。
また樹脂は粘土がありますので時間が経つにつれて硬化を始めます。
ローラーは毛が付きますし、ハケやパテヘラは線が付きます。
 いずれにしてもこの後は耐水ペーパーもしくはコンパウンドで磨きます。
まずはコンパウンドで磨いてみて、ダメなら耐水ペーパー2000番位を試してみます。

 本日の内容はここまででまとめます。
・カーボンパーツは樹脂が痛む前にクリア塗装をするべし。
・樹脂を痛めて磨く際は磨きすぎない。
・樹脂を痛め過ぎると費用が非常にかかる。
・私と同じ様に樹脂を塗る際は樹脂の硬化剤分量に注意すべし。
・作業は安定した場所で両手ですべし。w

次回ネタは検討中ですが、いずれは磨き結果をお伝えしたいと思います。





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