私はスカイラインGT-Rを趣味として所有しております。
こちらでは世界で一台のクルマ作りに役立てればと思います。
まずはお手軽部分から徐々に流用情報やDIY情報も盛り込めればと思います!


そして私の様に費用を抑えながらカスタム&チューニングを楽しみたい方へ、
中古パーツ&新品パーツ取扱経験者の私ならでは注意点やおすすめ方法もお伝えできればと思います。

 細かいパーツを含めて何千、何万点のパーツの組み合わせでできているクルマ。
そのパーツの組み合わせにより世界に一台の自分オリジナルのクルマができます。
そのパーツ選びは純正パーツや社外パーツ、車種別パーツを流用などにより何万通りにもなります。
 足回りならグレードや年式(前期・後期)で異なる純正パーツを流用する事で車高ダウンor車高アップができる場合もあります。
ホイールならインチアップorインチダウン。ブレーキならドレスアップ&容量アップ。
エアロパーツもドレスアップやグレード違いのスタイルに近づける事だってできます。
 また純正パーツ&社外パーツの多車種を使用する際には加工を伴う場合もあるので、
少しづつ解説をしていければと思います。


まずはホイールが一番身近に感じて頂けるのではないでしょうか。
 ホイール選びと言っても見た目だけでなくホイールサイズ&タイヤサイズで車両の適合が変わります。

タイヤホイールのサイズ表記


★ホイール選びには
リム幅(太さ)xインチxインセット(オフセット)PCD(穴のピッチ) ハブ径で判断します。
ホイールの内側にステッカーや刻印で
   ●Jx●●+●●(IN●●)PCD●●●
例えば5Jx14+45 PCD100で穴が4穴等
このサイズ調整でフェンダーとのクリアランス(通称ツライチ)を調整します。
 フェンダーからはみ出し(通称ハミタイ)は突起物扱いになりますので、
もちろん車検はNG。それだけで無く違法改造車両扱いでディーラーや修理工場、
パーツ用品店の作業や点検含めて断られてしまいますので注意が必要です。


★タイヤ選びには
トレッド幅/扁平率R(Z R)インチ
●●●/●●R●●とタイヤ側面に記載があります。
例えば205/60R16など見たことはないでしょうか。
ちなみにトレッド幅x扁平率xインチでタイヤの外径を極力純正に近づける方が良いでしょう。
 タイヤ外径が変わる事でタイヤ1回転でクルマが進む距離が変わり、
走行距離やスピードメーターに誤差が生じます。
これは車検で検査項目に誤差●%と決まってますので、
フェンダーからはみ出なければホイールほど厳しくないにしろ、
できる限り純正に近い方がオススメです。
 またその他、低扁平率タイヤは荷重指数(タイア1本で支えられる重さ)が4本で車重以上でないとバーストの危険やロードインデックス(タイヤが耐えられる遠心力のスピード)もあります。
 少し難しい内容かもしれませんがネット上に自動計算してくれくサイトがあるので、
現在のタイヤサイズと購入予定のタイヤサイズを入力すると、
外径を計算してくれるサイトがあるので簡単に計算してもらえます。

★タイヤとホイールのインチアップは車種にもよりますがおおよそ2〜3インチが目安になります。
それ以上のインチアップはできないわけではないですが、
かなり薄いタイヤ扁平や車高を下げるまたは上げる等が必要になる可能性が高いです。
カスタム&チューニングと実用性が反比例するケースが多いので、
自分に合った折り合いのスタイルを見つける必要があります。

おすすめの選び方

★社外ホイール選びの際は上記のリム幅xインチxインセット PCDで選びます。
※社外ホイール(車種専用設計除く)のハブ径は73mmで日本車のどのメーカーにも基本的に対応してます。
 PCDと穴の数が合えばまずはクルマに装着は可能です。
そして現在装着ホイールのリム幅とオフセットに近しい物を選びます。
車種にもよりますが車高ダウンをしていない前提で大雑把な分類で分けると、


 軽自動車の場合(純正タイヤサイズが165/65以下の4穴目安)
純正ホイールサイズ=4J〜5Jx13〜15インチ+40〜50 PCD100 4穴
社外ホイールサイズ=4J〜5.5Jx13〜17インチ+40〜45 PCD100 4穴
 

 コンパクトカーの場合(純正タイヤサイズが165/70以上の4穴目安)
純正ホイールサイズ=5.5J〜7Jx14〜16インチ+35以上 PCD100 4穴
社外ホイールサイズ=6J〜7Jx14〜18インチ+35以上 PCD100 4穴

 1BOX &RV等(OPで18インチや19インチが場合もあり参考にしやすかと思います)
純正ホイールサイズ=6J〜8Jx15〜20インチ+35〜50 PCD114.3 5穴
社外ホイールサイズ=6J〜9Jx15〜21インチ+35〜45 PCD114.3 5穴

 セダン&スポーツカー(ブレーキが大きい場合、前後で異なるサイズ、グレードや年式によりPCDが異なる場合があるので注意)
純正ホイールサイズ=6J〜9Jx15〜18インチ+40〜 PCD114.5or100 5穴
社外ホイールサイズ=7J〜Jx15〜18インチ+40〜 PCD114.5or100 5穴

もちろんあくまで目安になりますので車種・年式・型式で異なりますし、
『買ったクルマに車高調ついてた』とか、
『ローダウン車両買いました』とかで選べるホイールサイズは変わります。

あなたは中古派?新品派?

新品が良いのか?それとも中古で良いのか?迷っている方も多いかと思います。
どちらも販売経験のある私の感じたメリットとデメリットをご説明します。

★中古タイヤホイールについて
 中古のメリットは新品に比べて少しでも価格を安く買える事が一番かと思います。
デメリットは新品と違いリム幅・インチ・インセットが思い通りに行かない事です。
そして消耗品のタイヤも中古の場合はタイヤ交換時期もそれだけ早いのです。
その他、中古の注意点は
・ホイールに歪みや曲がりの不具合がないか。(ハンドルのブレにつながります)
・傷の状態は自分で我慢できる範囲か。
・タイヤの外傷はないか。(空気は漏れていないか)
・タイヤの製造年数はどのくらい古いのか。
・タイヤの残り溝は新品と比べてどの位減っているか。
・タイヤホイールとしてクルマに合っているか。(クルマに合うデザインか。サイズ感は自分のイメージ通りか。もちろん違法改造にならないのか。)

 中古タイヤホイールでドレスアップを楽しむ場合は店舗型で選ぶのがオススメです。
店舗型中古用品店では試しに装着をさせてもらえたり、
中古販売経験豊富の店員さんからのアドバイスをもらえると思います。
その他、上記の様な事に気をつける事で中古で安くドレスアップが楽しめます。


★新品タイヤホイールについて
新品のメリットは思い通りのサイズを注文できる事と『新品』です。
当たり前ですが、タイヤも消耗品なので新品で年式も新しければそれだけ長く使用できます。
ホイールだって傷の無い新品で歪みなどの心配はありません。
 デメリットは新品ですのでクルマのジャストフィット(ツライチ)まで持っていく事が難しい。
こちらも店舗で購入であれば経験豊富な店員さんからのアドバイスで目安サイズは教えてくれるかと思います。
しかし『太いサイズを履かせたい』、『タイヤサイズを少し変えてみたい』、
その様な要望は難しく、新品を仮合わせしてしまうと新品では無くなってしまいます。
 またインターネットで車種から商品を選ぶタイプの購入方法は、
だいたいが上記の目安サイズとなりますのでジャストフィットには遠く、
車高調などの足回りを変えているクルマだとしっくりこない事が多いのです。
インターネット注文の場合でジャストフィットしたい場合は自分でサイズを指定する必要があります。

まとめると

いかがでしょうか?
タイヤホイール選びのサイズから購入までのおすすめを記載しましたが、
 『まずは中古タイヤホイールを検討しお近くに中古カー用品店(中古タイヤホイール店)があればまずは試しができるか聞いてみましょう。』
できるのであればデザインを決める前にサイズを決めてからが一番良いです。
サイズが決まればインターネット注文でもお店で新品でも注文できますし、
もしかしたら近いサイズの中古があればお得なお買い物ができます。

私も販売時に『実はもっと太いやつにしたかった』とか『実はもう少しツライチにしたい』などのお話を頂きます。
 タイヤホイールは決して安い買い物では無いです。
買い直しもできなくは無いですが、無用な買い替えは控えたいですよね。
少しでもお得にタイヤホイールを変えて世界に一台のクルマに近づきましょう。

今回はここまでですが、
タイヤホイールについてもう少し詳しくお話しできるかもしれないので、
これからもブログをお楽しみください。

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